May 15, 2017
薬草巡りと霧島神宮参拝の旅〜その①〜
5月12日、大雨の九州・霧島地域に上陸しました。
黒豆などの栽培されている穀物を除いて
「今古今」のハーブティーには、主に九州産の薬草を使用しており
もっとも多いのが、この霧島地域で採取される野生・自生の薬草です。
天孫降臨の地といわれ、神々の豊かな恵みをそこかしこに感じる高千穂峰。
ふもとには、豊かな野草・薬草を育む土地が広がっています。
薬草は、こうして栽培されているものも一部にありますが
実際に見てみると、周囲に自生しているものの方がはるかに多いです。
畑と野生ハーブの脇にはきれいな湧き水が。
畑の横一面に自生するヨモギ
雨に濡れて生き生きとするカキドオシ
このあたりは日本でも有数の温泉地帯なのですが
石けんの泡が立ちにくく、入浴すると褐色のお湯で自分の身体が見えなくなるほどの鉄泉や
(お茶と混ぜると反応して即真っ黒になりました…!)
とても珍しい天然炭酸泉もあり
薬草がパワフルな薬効を秘めているのも、こういった土地の恵みによるものなのだということが感じられます。
大雨の中の訪問になりましたが
もしかしたら、普段の姿よりもより雄大な自然の姿を見ることができたのかもしれません。
《その②に続く》