ジュエリーブランド"FATRAS"のシグネチャーセントをデザインしました。

ジュエリーの展示会
フランス・パリで行われるPREMIERE CLASSEで新作ジュエリーと共にお披露目されました。

PREMIERE CLASSE＠Porte de Versailles 75015 Paris - France
Hall:4　Stand:F-45
2012年6月30日～7月3日

FATRAS（ファトラ）
フランス語で“雑然とした集積・堆積”を意味するジュエリーブランド
そのコレクションはマーカサイトという小さなカットストーンをちりばめた
bijoux de curiosités（ビジュゥ　ド　キュリオジテ）＝好奇心のジュエリー。

"インスピレーションソースであるCabinet de curiosités（ｷｬﾋﾞﾈ ﾄﾞ ｷｭﾘｵｼﾞﾃ）
はドイツ語でWunder Kammer（驚異の部屋）ともいい
15世紀から18世紀にかけてヨーロッパの王侯貴族や学者、文人の間で作られていた
様々な珍品を集めた博物陳列室の事。
科学・分類学の未発達な時代に（しばしば架空の）動植物の標本やミイラ、
アンティークの絵画まで
自然物も人工物も珍しいものなら分野を隔てず集められたその部屋は
人類の知的好奇心の集大成でありました。

私達は、「人がその人たらんとするスタイル＝CHIC(シック）である」

という考えの元、それぞれのパーソナリティの持つ“知的好奇心”が、
その人自身の知性を形づくり、それが“スタイル”を生む、と考えました。

それは、その人自身の日々の積み重ねがつくりあげる美しさであり、
経験や人生といった個々の歴史によって深みを増していく面白さでもあります。

ファトラのコレクションのそれぞれのモチーフには、
ひねりやユーモアを加えた意味や格言、イメージが添えられており、
手に取った方の記憶や想いとリンクしてモチーフとその人自身の間に小さな秘密を生み出します。”