薬草

Mar 20, 2019

今古今のハーブティーが生まれるまでのお話〜その①〜

今古今のハーブティーを着想した私が妊娠したのは36歳でした。
妊娠は病気ではないけれど、身体の変化は大きく食生活には少しの間ではあるけれど制限もありますよね。

飲み物について言うと、アルコールやカフェインなど悪影響を与え得る成分について、まずは「マイナス→0」にしようという思考と行動が生まれます。

それから、多くの人は「0→プラス」にするにはどんなものを飲んだらいいかな?
つまり、「妊娠中のからだにいい飲み物ってなに?」と考えると思うのですが
私の場合ハーブの専門家なのでここの追求が若干マニアックになっていきました。


最初は、「マタニティハーブティー」として市販されているものを片っ端から買ってみたのですが、そのうち物足りなくなって海外から取り寄せるように。
しかし、大量買いしたものの、あまり好みの味が見つからない(笑)
特に、西洋のハーブブレンドは何回かは美味しく飲めても、毎日だと飽きたり香りが個性的すぎたり…と、続きませんでした。

そこで思い出したのが、アーユルヴェーダの教えである「オカサトミヤ」

ओकसात्म्य
okasātmya

というサンスクリット語でした。


詳しい意味は
「その土地のものや三世代以上に渡って食べられてきたものは身体に合う、消化に負担がかからず栄養となりやすい」
という考え方です。

そして、「そういえば昔から日本の妊婦さんはどんなものを飲んでいたんだろう?」「日本にもきっと妊婦さんのヘルプハーブや薬草があるはずだ!」と思い立ちます。

その②に続く!